
アスベスト含屋根材の撤去は、防護服・ヘルメット・ゴーグル・レベル3用防塵マスクを着用、アスベスト飛散防止用シートで建物全体を覆い、その中で屋根上に散水しながら作業する湿潤式が一般的でした。
アスベスト撤去工程において、釘抜き作業時に屋根材を傷つけるためアスベストが飛散することが分かっていますが、この湿潤式では屋根が重なる釘留め部分には水をかけることができず、アスベスト飛散を防止しきれていません。
また、一般住宅の通常4寸勾配(約21.5°)であり、散水により摩擦力は約1/80まで低下、作業者は屋根から滑落する危険があります(ちなみに、雨天での屋根上作業は転倒・墜落等の危険性が高いため禁止となっています)。
そこで、アスベストを飛散させずに屋根材を撤去する『シールドサクション工法』が開発されました。
『シールドサクション工法』とは、散水することなく、専用工具を使用し、高速(約20m/sec)の空気流で釘と飛散アスベストを発生源(屋根材)より吸引除去する方法です。
湿潤式では乾いた後に風で飛散する心配もありますが、この工法ですと周辺住民の方々にも安心ですし、屋根が濡れることなく作業できるため作業者も安心して作業ができます。
シールドサクション工法は、アスベストの入った屋根材を葺き替える際、アスベストを飛散させずに解体する「安心」「安全」「安価」な石綿飛散防止工法です。
- 安心 石綿飛散を発生源から吸引除去するので、周辺への石綿飛散がほとんどありません。
- 安全 屋根上に水を撒かずに作業するので、作業者が水で滑る危険がありません。
- 安価 屋根頂部1mまでの作業足場やシート養生が不要で経済的です。

シールドサクション工法は数々の特許・意匠等を取得しています。
特許・意匠・実用新案・商標登録済
厚生労働省通達済み
公共工事等における新技術活用
システム国土交通省NETIS登録
登録番号 CG-100016-A
平成19年に厚生労働省より『シールドサクション工法』として全国の労働局および、監督署に通達(了知書)が出され、使用する事が可能となり、工法の講習会を開催、実作業を行ない、工具・機器・工法の改善、改良を行なってまいりました。
更に、平成22年9月に国土交通省『公共工事等における新技術活用システム(略称:NETIS)』に登録され(登録番号 CG-100016-A)され、公共事業への対応も可能になりました。
シールドサクション工法を使って作業する場合は以下の資格が必要です。
作業責任者 | シールドサクション工法実施者 | 運搬・搬出・清掃等作業者 |
※以下の全ての有資格者※ ・石綿作業主任者技能講習 ・瓦屋根工事技士 ・国家技能検定 ・シールドサクション工法技能講習 | ※以下の全ての有資格者 ・石綿取扱い作業従事者特別教育 ・シールドサクション工法技能講習 | ※以下の有資格者※ ・石綿作業主任者技能講習 or ・石綿取扱い作業従事者特別教育 |
シールドサクション工法による石綿屋根材撤去工事は、全国で550棟以上の実績があります。宮城県では石巻市と委託契約を締結し、170棟の石綿屋根材をシールドサクション工法で撤去しました。また山口県宇部市では公共工事にも採用されています。
弊社ではシールドサクション工法でのアスベスト撤去に対応可能です。シールドサクション工法ご検討中の方、詳しい内容を知りたい方はお気軽にお問い合わせください!