屋根・外壁塗装のすすめ。塗料選びで効果が変わります

「施工はどういう流れで進めるの?」
「屋根・外壁塗装で建物の耐久性を高まるの?」

安心して塗装のご依頼をできるように、大家さんや一般のご家庭からよくあるご質問についてお答えします。

  • 依頼タイミングは?
  • 塗装作業の流れは?
  • 特殊塗料の効果とは?

という順番で話をしていきます。

気になるところは、ぜひチェックしてください。

屋根・外壁の「劣化」があったら相談を

「屋根も外壁も、特に傷みも目立っていないから大丈夫」と、考えていませんか?

脅すつもりではありませんが、屋根・外壁に気になる劣化を見つけたら、一度、専門家へ相談してください。
なぜなら、病気と同じように、放置すると雨漏りなどの原因になるからです。

屋根・外壁塗装の依頼タイミングを、参考までにまとめました。

症状詳細
チョーキング触ると粉が手に付つく
色あせ色がまだらになっている
コケの発生湿気による塗料の劣化がある
塗膜の膨れ・はがれ空気が入り、耐久性が落ちている
雨樋の劣化雨樋が役割を果たせなくなっている

こんな状態があれば、ひどくなる前に相談しましょう。

【参考】塗料には寿命があります

塗装のタイミングは、塗料の寿命も関わります。
参考までに、主な塗料の寿命を知っておきましょう。

塗料寿命
アクリル塗料3年~5年
ウレタン塗料5年~7年
シリコン塗料7年~10年
ピュアアクリル塗料15年
フッ素塗料15年
無機塗料15年

塗料がわからない方もご安心ください。
弊社で調査をしまして、適切な判断をいたします。

塗装作業の流れ

「塗装って具体的に何をするの?」
「依頼すると手間がかかりそう」

と思った方へ、おおよその作業工程、作業日数をまとめました。

項目作業内容日数(目安)
1.高圧洗浄汚れや劣化している塗料を洗い流す1日
2.下地処理釘・ひび割れ・部材交換などの補修1日
3.養生外壁に塗料が飛散しないようにシートで覆う1日
4.下塗り上塗り塗料との接着力を高める1日
5.中塗り仕上げに厚みを持たせて耐久性を高める2~3日
6.上塗り塗料の性能を高める2~3日
7.完了検査「仕上がり・塗りのこり・養生のはがし忘れ」などの確認1時間程度

「塗装前の近隣挨拶」や「塗装後の清掃」も弊社で対応しますので、ご安心ください。

屋根・外壁の見た目の古さは治る?

はい、治りますよ。
見た目の古さは、色褪せが原因です。
ただし「サビ・亀裂」が生じていると、屋根の葺き替えあるいは葺き直しが必要になる場合もあります。

建物の状況を調査をしたうえで、適切な提案をさせていただきます。

特殊塗料の効果

「塗料で屋根の耐久性は変わるの?」と思っている方へ、特性について解説します。

昨今は、さまざまな特性を持つ塗料があります。ただし、塗料の効果としては「プラスアルファ」程度とご認識ください。本当に屋根の耐久性を高めるなら、塗装だけではなく屋根の葺き替えの作業などが必要になるからです。

そのうえで、塗料の種類・効果についての説明をします。

屋根・外壁塗装に使われる塗料には、大きく5つの特殊効果があります。

  • 断熱
  • 遮熱
  • 防錆
  • 防水
  • 低汚染

違いを解説しますので塗料選びの参考にしてください。

断熱塗料

断熱塗料は、熱の移動を最小限に留める機能をもちます。夏は外から来る暑さを軽減し、冬は家のなかから熱が逃げるのを防ぎます。断熱塗料に変えるだけで、夏場・冬場のエアコン代を節約できます。

遮熱塗料

遮熱塗料は、熱の原因である赤外線を効率よく反射できる機能をもちます。外からの熱を吸収しにくくなるため、夏場のクーラー代を節約できます。

防錆塗料

防錆塗料は、金属などのサビを防ぐ機能をもちます。サビの原因である水や酵素を遮断します。従来の防錆塗料は赤茶色系に限られていましたが、現在ではホワイトやブルーなどのカラーを選べるようになりました。

防水塗料(弾性塗料)

防水塗料は、柔らかい性質で、亀裂を埋めて雨水の侵入を防ぎます。弾性塗料といっても「アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素」4種類あります。屋根の素材によって使い分けが必要になります。

低汚染塗料

低汚染塗料は、汚れをつきにくくする効果があります。雨水で汚れを流すので、小まめなメンテナンスが必要ありません。長く効果があるため、塗り替えまでの期間も長いです。

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